20世紀少年
遅れ馳せながら、読んだ。
超が付くほど面白い。浦沢直樹のマジ半端ねぇ。
あの伏線の量と、それを次々に回収していく様にはカタルシスを覚えるほど。
で、各所で言われてる事だけど、確かに終盤のパワーダウンが気になる。
特にラストで「俺を忘れて貰っちゃあ困るぜ」「○○、生きとったんかーっ！」って感じで人がどんどん生き返っていくんですが、どうにも蛇足感が。いやまぁある程度は狙ってやってるんでしょうけど、だったら最終的にサダキヨ先生殺すなよなあ、と。
あとはまぁ、放置された伏線も、あるにはある。終盤になるにつれて増えてきた気がします。気になる気になる。
マンガっていう媒体の性質的に仕方が無い事なのかも知れませんが。ジャンプマンガとかは典型的ですが、ジャンプ以外にそれが無いわけが無いのは当たり前の話で。サムライうさぎの面白く無くなっていく速度が尋常じゃない。
