俺理論

  • 基本G11枚理論

メイン色の国力源は11枚必要、という考え。
例えば緑ウィニーなんかは、Gが10枚とか11枚とかだったりする。もちろん、そうじゃない構築も多々あるけど、CSやGTで入賞したものに限れば、当てはまるものが抜群に多い。これは、安定して1枚目を初手に持ってくるためには11枚必要である、という事を示しているのでは無いだろうか。
分かり易く「基本G」としたけど、ヴァや月面を数えるかどうかとかはケースバイケースで良いんじゃないかな。デッキの性質にもよるわけだし。
個人的には、青赤混色や黒赤混色によくある「何故かやたら事故る」性質は、これが原因だと思っている。

  • 3積みすると1枚引く理論

あるカードを3積みすると、十分な確率で1枚引けるよ、という考え。
仮に先行で、初手6枚+ドローフェイズ5枚+密約1枚+サラサor内部調査の片方1枚 を使った場合、6ターン目までに17枚程度のカードにアクセスする事ができる。17枚というのは、デッキの1/3。あるカードを3積みしている場合、その1/3の中に含まれている枚数の期待値はほぼ1枚。
もちろん仮定からして、赤茶白がメイン色である事は前提条件になってるんだけど。
ちなみにこれは、ぼーれいさんの受け売り。

  • 特殊G5枚理論

貴族主義をメタゲームの視野に入れるなら、特殊Gは5枚以下に抑えるべきだ、という考え。
これはもう完全に経験則。
理屈をこじ付けるとしたら、前述の3積み理論の派生だと言えるかな。6枚積んだら2枚引く→G2枚割られたら絶対勝てんよね、という。

  • ドロー11枚理論

1つのデッキにはドロー・サーチカード11枚前後が必要十分量である、という考え。
これよりも少ない場合は安定性に欠け、逆に多い場合はデッキパワーが落ちすぎる。
例えば赤茶クロボンや赤茶カンパトは、色的にドローカードをガンガン積める色なのだけど、密約サラサ内部(+民意)で9枚(〜10枚)に加えて、没収2枚でストップってのが多い。これは、入賞デッキに特に多い。
青中速は、急ごし特権で6枚だった時期は事故デッキだったけど、拠点6枚積む様になってから抜群に安定する様になった。今なら陸ジムとかも入るけど、その場合は自然と拠点や特権が削れている。
黒茶輝きマスターは、2006年度GT優勝なら9枚、2007年度GT6位なら10枚。デッキタイプ云々とかこじ付ける事はできるけど、何よりもまずGの総数が非常に多い。逆に言えば、ドローが11枚に満たないデッキは、こんくらいG積まないと安定しないという事なのではないか。
安定性に定評のある赤単カウンターΞなら、2004年度GT優勝はギラドーガ込みで12枚、2005年度GT3位は鈴音・隣人込みで11枚。