一日と拠点

一つの目安として、

  1. 一日の長で3枚引いた後、3国のイナクトは我慢して、4国で手札満タンになったのでユニット展開開始、その後最終的に慈愛の眼差しで回復した。
  2. ニューヤークサイド3を展開して、3国でイナクトを展開した。拠点は適当にチャンプブロックした。

この2つを比べると、1.は「差し引きして、1枚多くカードを引いた」「最終的に大回復した」、2.は「1ターン早く展開を始めた」「慈愛より早い段階からダメージコントロールできた」という点で、お互いより優れている。


あと、たまに「拠点型は他のカードを積むスロットが無い」という話を聞くけど、これはかなり的外れな意見。
デッキ圧縮ってのは「ドロー内容の一様性を高める」テクニックであって、「色んなカードを積んで、上手く引き込んで、様々な状況に対応したい」って目的とはそもそも逆向いてるからね。
例えば4枚分のスロットがあって、更にデッキの3枚制限が無かったとして、「基本的にAが欲しいけどたまにBが欲しいから、Aを3枚、Bを1枚積む」のが後者。それに対して「とにかくAだけきっちり引きたい。Bの不在は他の要素で補えるから、Aを4枚積む」のが前者。
ちょっと逸れるけど、例えばサラサやハッキングなんかのカードアドバンテージを取らないサーチカードは何で強いのかっつうと、「足りないパーツを探す事でドロー内容を一様にする(前者)ってのと、限定状況に対応するための1枚差しを探す(後者)ってのと、この2つから1つを状況に応じて選べる」のが強いわけです。
で、例えば陸ジムやらで引きまくる事を前提とする事で「それだけでも十分な一様性を作り出せる」として、例えば青赤からサラサが抜けたりするわけです。
で、この辺に他の諸々の要素をぶっこんで、大雑把に「安定性」って言葉で括ったりするわけです。