ハイエナ

他人のブログの記事に付いた他人のコメントを種に記事を書くだけの簡単なお仕事。
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>混色を推奨してる環境で2,3の単色デッキで戦えるなら
個人的には、これはあると思う。
まぁ白単にしろ緑単にしろ、対青赤は「デッキ的に陸ジムOガンを弱化させつつ、相手がクリティカルなカードを引かず、かつ自分は期待値を下回らない程度に回れば勝ち」みたいな言うなれば逆ソリティアだったりするのだけど。
むしろ、混色を推奨した結果の環境が「非コンボ混色=青赤一択」ってのがどうなんだよと思う。これについて考えてみる。


「混色を組む」事の理由って、大まかに

  1. カードプールを拡大する事によるカードパワーの追求
  2. 異なる色のカードのコンボ・シナジーによる勝ち筋の構築

の2つがあるんだけど、まぁ平たく前者は最終的に黒赤に行き着く。なぜなら、カードパワーが一番高い色の組み合わせだから。
じゃあ後者はどうなんだって言うと、すごく雑な言い方になるけど「わざわざ色混ぜてまでコンボさせる手間」に見合うほどの「勝ち筋」って、要するに「ハードロック」なんだよね。ザンバスター+ディアナ帰還・月光蝶とか嘘破滅とか、青茶第7次とか輝きマスターとか。
で、颯爽と現れたエクシアが、これをぶっ壊した。単体でハードと言わずともソフトロックを掛けられる性能を持っているので、後者の理由で混色を組む理由が大きく薄れた。カードパワーを追求した色である黒赤の混色にエクシアをぶち込んだデッキが、非常に分かり易い「ダブルオーデッキの最強のアーキタイプ」になった。
ただその色の性質から、「Oガンダムに対処できない」という大きな欠点が一つだけあったので、その次は

  1. 黒赤と比べて、純粋なデッキパワーを可能な限り落とさない事
  2. Oガンダムを利用する事で黒赤に対する有利を築く事
  3. Oガンダムに対処可能である事

の3点を満たすデッキの模索が始まり、その結果青赤に行き着いた。
「Oガンダムを使う」と「Oガンダムを妨害できる」の2つを両立してるって事は、少なくとも「メタゲームにOガンダムがいる環境で、自分もOガンダムを使う」場合に、この青赤以外の選択肢は完全に無くなったという事。で、そのデッキが「黒赤並のデッキパワーを持ちつつ、黒赤に対して有利」って事は、少なくとも「ダブルオーデッキを使う」場合に青赤以外の選択肢が無いということ。
これは何を意味するかって言うと、「ダブルオーが強い限り、青赤一択環境は変わらない」って事。オーイエス


23弾では、もうあからさまに「Oガン焼け!」って火力が増えて、それが目玉カード的に大プッシュされてて、しかしなんとそいつが「陸ジムもヴァーチェも焼けない」というビックリデザインだったりする。
てことはもう23弾には期待しなくて良いって事だよね。


結論、9月中旬を待て!