バクマン

すげー面白かったんだよ。ついこの間までは。
学校生活とかポンポンと端折って、あっという間に高校卒業ってのも、すごい良い演出だと思うし、心地よかった。


なんか入院した話が。
結局色々あって編集長折れた所でなんか萎えたっていうか冷めた。
基本的に現実的なエグめの話でやってきたんだから、そこ折れたらダメだろー。「できる大人」的な書かれ方して来た編集長・編集者の面々が全員一気にヘタレてもう何言っても滑稽にしか写らなくなっちゃうし、引いては作品の世界観自体が「主人公は天才キャラなので、ゴネたら皆が従ってくれる世界」にまで行っちゃう。(最近の中高生向けフィクションの多くがそうである様に)


まぁ言うて少年漫画で、ターゲットが前述した様な中高生なんだから、それで良いのかも知れないけど。あるいは、集英社ってどんな会社?的な意味ではむしろリアルなのかも知れない。
でも僕からすれば、残念な展開でしかない。実際もうただのホモマンガとしてしか読んでない。