ユニコーンぐるぐる
青単と青赤でどう違うのかってーと、まぁパーツが近いってだけで全然別のデッキなんだけど。
ただ、本質的な所はかなり近いと思う。来訪者を撃つ側に立つのか、回避する(無視する)側に立つのか、って所で枝分かれしてる感じ。
今の環境ってすげー大雑把に言って「デッキに来訪者が入ってたらもうそれだけでゲームに勝てる」くらいの環境だと思ってる。
なんでかっつーと要はハンマジャジャで、マリーダのサポートも含めて「移動対策するのが馬鹿馬鹿しい」レベルのパワーカードとして機能している。その結果、赤対策の手段が「移動対策をする」から「軸をずらす」に移った。明確なのは速度の重視で、青が回避キャラからV作戦へ、緑がグラハムからエリクへ、白がレイザバからナイトガンダムへという移り変わりが象徴的で、「そもそも赤を速度的に無視してしまえる様にしよう」というコンセプトにより「間接的にハンマジャジャ対策をする」という構築が非常に多い。
で、こういうデッキは基本的に、来訪者を一発食らったら勝ち筋が消える。それはもうしょうがないんだけど、でもびっくりするほど刺さる。超強い。3ターン目に色そろわねーよ的なのもあるけど、結局その辺は緑紫とか黒紫の事を考えると涙を禁じえないわけだし。
ただ逆に来訪者を意識できているデッキであれば、それほど怖くないのも事実。青赤ダブルオーの頃に「一回通った」てのがやっぱ大きい。例えば、↑で書いた回避キャラ・グラハム・レイザバのどれでも良い。そういうデッキはトップメタから外れてはいるんだけど、使ってる人は今でも全然使ってるし。
そういう意味では「青単の方が丸い」と言えると思う。もちろん来訪者対策もユニコーンで持ってこれる奴がいるし、色事故的な面も当然あるし。
ただねー、青単だとユニコーンがただの「クソ強いドローオペ」になっちゃうと思うんだわ。「ユニコーンでユニットとキャラ探しまくって速攻部隊で殴ってたら、なーんも考えずに圧勝しました」的なね。いわゆるソリティア。
マリーダやら虚偽やらがエラッタエラッタ言われてるわけだけど、そんなお前らは青のデッキでソリティアして、それでMANZOKUなの? てのがある。(エラッタエラッタ言ってない人は別にいい)
まぁその辺はカジュアル的なアレになってくるけど。