兎[-野生の闘牌-]

11巻まで一気読み。
8巻くらいまですごい面白かった。そっからは何か不思議な感じだった。
あと全体的にエロかった。扉絵とかで女がすぐ脱ぐ。男も脱ぐ。いやいやこいつら皆未成年ですから。


あらすじ
さえない主人公は高校でいじめられてたけど実は超能力系の麻雀の天才だったのでエロい彼女もできたし高校でもいじめられなくなったし直接描写は無いけど多分すげー金持ってるしの勝ち組になりました。

  • 4巻くらいまで

主人公が後の彼女にスカウトされて、ZOO(動物園)という麻雀部隊の一員「兎」として成長していく感じがコツコツ面白い。
危険牌が分かる超能力を持ってるんだけど、それは緊張感持って無いと機能しない。ちょっと勝つと主人公はすぐ調子に乗るので、すぐ能力消えたりする。面白い。
で、この4巻の辺りで主人公が本格的に目覚める話があって、最終的にそれは「地和」という形で描写される。

「この場面でそれを持って来られるというのであれば、お前は・・・」
「ツモッ!」
「地和!?」

みたいな。いやいや地和て。危険牌の能力とか全く関係無いし。でも話の展開とかが上手いので、凄く格好良く感じられる。漫画力とか熱量とかそういうやつなんかな。
そういうわけで、ZOOのリーダー的存在としての地位を確立していく。
ちなみにこの時点でZOOのメンバーは10人以上いるんだけど、4人くらいは空気。

  • 8巻くらいまで

ZOOのリーダーである「園長」は実はヤクザの親分に囲われてる男娼なんだけど、そこから逃れるために山城麻雀に挑む。ぶっちゃけ鷲巣麻雀とか誠京麻雀。
4巻くらいに出てきた園長の師匠が殺されたりしてて、その娘が仲間になる。特に動物とか割り当てられなくてもうなんか。あと↑の空気4人くらいは空気どころかそもそも留守番させられて不参加とかで非常に可哀想。
4人以外は全員それぞれ見せ場があったりして、最終的にラスボスが印南さんなんだけど、主人公も印南さん化して逆転勝ちでおわり。

  • 以降

実は主人公の父親は範馬勇次郎でした。
異母兄弟であるまぁ要はジャックハンマーが5人くらいいて、また団体戦の麻雀勝負。
空気4人にスポットが当たって、実はジャックハンマーと互角に戦える拳法使いでしたとか色々あったけど、その分既存の連中が空気化。
なんかこの辺で運勢を操作するとか吸い取るとかそういう話が始まってわけ分からんなった。どうしたいんだ。
まだ未完。