ネグザ

2011年の土壇場になって、ガンダムウォーネグザに手を出しました。ネグザドラフトである。

《ネグザドラフト特別ルール 1》
特別ルールでは、ドラフトで獲得した48枚(4パックの場合)のカードの内、30枚を選んでデッキを組みます。残ったカードはサイドボードとして使用しても構いません。対戦前に自分のデッキを用意しておいたスリーブに入れても良いでしょう。


《ネグザドラフト特別ルール 2》
特別ルールでは、ゲーム中、自軍本国が0枚になった場合、自軍捨て山をシャッフルして、自軍本国にします。このルールはゲーム中、プレイヤー毎に1度だけ適用します。
※ダメージによって自軍本国が0枚になった場合、残りのダメージは、シャッフル後の本国に引き継がれます。「カードを引く」効果等の場合も同様に引き継がれます。
※本国のシャッフルを適用したかどうかを覚えておく為に、ゲームに使わないカード1枚を表向き→裏向きに変化させるなど、目印を使用するといいでしょう。

基本戦略としては、デュアルカードの連中がカードパワー高いので、その辺パワーピックした後で色を合わせて行くのが良い感じだった。色数はもちろん少ない方が良いんだろうけど、3色とかタッチ4色とかでも十分動く。
結局デッキは30枚だから、特定のカードにアクセスできる確率が必然的に高くなる。「1枚のパワーレアでひっくり返す」という現象が起き易くなるため、総合的なデッキ自体のパワーで劣っていても、怪獣決戦に持ち込んで膠着させる事は簡単なので、後は個々のカードパワーがぶつかり合うプロレスで勝てば良い、という戦法が通用するのではないか。


ただ上記と矛盾する様だけど、色拘束の強さはガンダムウォー以上に重要だ。行動回数に直結するというのもあるけど、ネグザのシステム的に、余らせたマナが「故意に余らせたのか、仕方なく余らせたのか」を区別し難いので、単純に多めにマナが残るだけでもブラフとしての効果がかなり大きい。


あと、グラフィックカードは割りと大事。冷静に考えたら「まぁ色合うから、国力源としてピックするか」的なピックは、全部グラフィックカードの下位互換なんよね。タッチの3色目、4色目の色発生源としては、特にグラフィックカードがオススメ。寝る機会がほとんど無いから、ガードシステムに回し易い。あとゲインが視野に入るという意味では「Z」て書いてあるのが一番良いけど、まぁ誤差か。


これをまとめると、「色薄くて軽いカードで序盤を凌ぎつつ、色濃くてパワーのあるカードで勝負を決める」という、従来どおりの表現になるのだけど、それぞれが意味する所は、少しずつ違う。


ネグザドラフトの、要素をまとめると
・ピックした1枚1枚にアクセスし易い
・序盤の重要性が比較的低く、パワーのあるレアで決着が付き易い
・パックが偶数なので、卓の上下の区別があまりない
・安い(330円×4パックは、441円×3パックのMtGのドラフトより3円安い)
辺り。基本的に敷居が低い。ぶっちゃけ、7パック分もピックに時間使ってられないと思うので、ネグザドラフトの方が主流になってくれた方が色々助かる。