マリガンについて

デッキはDKA×3かAVR×3のブードラ、かなり前の話なので細かい所までは覚えてないけど、細かく言い出したら結局状況によりけりに収束しちゃうので、まあざっくりした話で。
後手。初手7枚は、順当にマリガン。初手6枚は、土地1枚、2マナ2枚、3マナ1枚、4〜5マナの中堅1〜2枚、6〜7マナのフィニッシャー級1枚、辺りの内容だったか。これをマリガンするかどうか。
結果から言うと、キープして、当然の様に土地引けず負けた。


じゃあマリガンするのか? マリガンする根拠はある。フィニッシャー級の1枚が相当の期間腐る事が目に見えてるわけだから、もう既に実質5枚みたいなものだ。また、40枚のデッキの内の17枚が土地、つまり40%強が土地である事から、期待値的に、初手5枚に土地が2枚強含まれる。
やったね、マリガンしたら丸儲けだ!


ただ、これはキープした場合にも同じことが言える。仮にこの6枚の初手をキープして、ここから5ドロー以内に土地を2枚以上引けると言い換えられる。2.5ドローで土地1枚を手に入れられる。後攻2ターン目か3ターン目には2マナが出て、そこから2マナのカード2枚で時間を稼ぎながら5ターン目には3マナが出せる。
土地を引けるかどうかさえクリアしてしまえば、この6枚は「序盤をある程度以上の戦力で支えられ、その後中堅、もしかするとフィニッシャー級へ繋げられる」事が確定した非常に強力な6枚として見る事ができる。


マリガンした場合、一気に5枚引けるというメリットがある。仮に5枚の中に土地が2枚あったとしても、それが4枚目・5枚目である可能性もある。マリガンならそれを一気に手札に加えられるが、キープだとそれが手に入るのは4ターン目と5ターン目だ。
その反面、キープした場合は、残りのデッキ的に土地を引ける確率が少し高い。17/40では無く、16/34からドローできる。
この辺を追求すると面倒なので、ざっくり相殺しよう。あくまでもざっくり。


ちなみに明言しておくと、これは「この6枚でキープした場合、土地事故は起き易いが、総合的に勝率が出せる」という話では無い。「土地事故率すらほとんど変わらないので、土地の枚数を理由にマリガンする正当性が無いのではないか」という話をしている。
後手の初手6枚で土地1枚だった場合、ここからマリガンする理由は「残りの5枚が、戦える5枚であるかどうか」「ドローが(土地が少ない方向に)偏った場合、それを挽回する(ための時間を稼ぐ)手段があるかどうか」の2点だ。(最初に挙げた6枚の初手は、軽い戦力が十分ある事で2点をクリアしていると考える)