テルマエ・ロマエ

ビームコミックス。この時点でもう大衆ウケは捨てられたも同然であるよ。
表紙もパンチ効いてる。もうまず明らかに男性器出てるし。オビで隠すとかそんな女々しい真似はしない。モノクロの裸体に映える赤い手ぬぐい。
僕は事前にどっかであらすじ知ってたから買ったけど、そうじゃなきゃ買ったかどうか怪しい。いや買ったかも知れない。表紙買いしたって人は、近所のできるだけ大きな病院で看てもらうべきだと思う。あと僕と友達になりましょう。


ストーリーはなんだろう。SFものだと思う。
風呂の設計技師やってるローマ人が現代日本の銭湯とか温泉とかにタイムスリップしてきて、ローマに帰ってその日本の風呂を再現したら大盛況ですごい褒められて男色皇帝の側近になったりする話。
なにこれ誰が読むの!? 誰か得するの!? 俺だよ! 俺が得するんだよ!!
基本的に話は一本調子(風呂について悩む→タイムスリップ→「風呂最高!」オチ)なんだけど、肉付けが上手くて飽きない様にはできてる。つってもやっぱり「作者馬鹿じゃねwwwww」的なアレでもたせてる感は弱くないので、2巻はちょっと怪しくなるかも。そういう意味ではデトロイド・メタル・シティと同じラインに乗ってる。(デトロイド・メタル・シティは3巻くらいで飽きた)
まぁ、興味あるって人はとりあえず買えばいいと思います。714円分の価値はこの脳障害者が保障します。


あと、風呂と一緒にウォシュレットを未来から持って帰る話があった。明らかにパクられとる。
テルマエ・ロマエ