ドリフのコントと300円の牛丼屋

昔、ドリフだかのコントで、こういうのがあったのを、ふと思い出した。
細かい所は違うかも知れんけど。


いかりや長介が八百屋で、高級マツタケを売ってる。2本で10000円。「オマケでメロンも付けちゃうよー」と宣伝するいかりや長介
そこに、志村けん加藤茶扮する貧乏親子がやってくる。
かあちゃんマツタケ食べたいよー」
「我慢しなさい、今500円しか無いのよ」
最初は追い返していたいかりや長介だが、あまりにしつこくて、だんだん哀れになってきたのもあって、値切りに応じる。
「2本セットで10000円は買えないなら、1本5000円にしてやる」
「500円しか無いから買えない、もう首括るしか無い」
「じゃあこうしよう、1本を半分に裂いて2500円、これでどうだ」
マツタケを惜しそうに裂くいかりや長介。客席から悲鳴が上がる。
「500円しか無いから買えない」
「さらに裂いて1000円」
「買えない」
「さらに裂いて500円」
そうやって、1/8のペロペロの破片を500円で買って大喜びする親子。やっと片が付いたと安堵するいかりや長介
その直後、「マツタケ買ったからオマケでメロンも貰って行くぜ!」と1玉丸ごと奪ってダッシュする親子。ズコーとオチて暗転。


最近言われてる「格安牛丼チェーン店などに一流の接客を求める」的なものは、このコントと全く同じだと思う。